導入前後の成果
BEFORE
- プライベートクラウド上での非効率な運用
- コストの適正化
導入
Google Cloud Platform
ソリューション
(マイグレーション)
AFTER
- 大幅なコスト削減(月額3割削減達成)
- セキュリティおよび可用性強化
お客様インタビュー
導入前にどのような課題がありましたか
約5年前よりプライベートクラウド上でサービスを提供していましたが、5年の歳月により開発体制のシフトやシステム拡張が行われた結果、効率的な運用ができなくなっていました。ちょうど当時のクラウド契約が終了するタイミングも見えていましたので、現在の開発体制に合ったシステム基盤・運用体制の見直し、コストの適正化について検討が必要になりました。そこで、身近で安定的、コストパフォーマンスの良いパブリッククラウドの利用を検討し始めることとなりました。
製品・サービス選定の理由をお聞かせいただけますか
当時のIaaS利用環境からCloudNative環境へ移行するにあたって5つ目的を明確化しました。
- セキュリティや可用性の強化
- グローバルでのシステム利用
- 利用状況に応じたリソース/コストの最適化
- DR環境の最適化
- アプリケーション実行環境のコンテナ化
この目的をKCCSに相談したところ、「これらアーキテクチャーのリーダー企業である GoogleCloud を利用してみてはどうか」という提案をいただき、採用する流れとなりました。今回、最初のステップとして旧環境からの GCP へのLiftを実現しましたので、今後はコンテナサービスや機械学習の導入など GCP のプロダクトを活用し、さらなるCloudNative化を図る予定です。
課題はどのように改善できたのでしょうか
GCP を採用し、一番感じられた効果はコスト面です。プライベートクラウドでの災害対策によるリソースの肥大化が主な課題となっていましたが、パブリッククラウドに移行しリソースを見直すことで月額3割削減を達成することができました。今回の方針として、原則最新のOSを利用することを掲げていましたが、ほぼ全てのサーバで最新OS・ツールに変更でき、加えて拠点ごとのアクセスを制御するFirewallをシステムごとに適用したことで、セキュリティは一層強固になったと考えています。また、プライベートクラウドでは物理機器の追加等で遅々としていましたが、パブリッククラウドではその特長を活かし、この課題も解消しています。新開発基盤では大阪、フィリピンの2拠点のメンバーを中心に運用体制をシフトし、災害対策における発災時計画を策定することも実現できました。
第1係 係責任者 葉山 真義 氏
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
技術本部 ソフトウェア開発統括部
北野 恵介 氏
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
技術本部 ソフトウェア開発統括部
南 洋介 氏
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
技術本部 ソフトウェア開発統括部
KCCS担当コメント
Google Cloud Platform( GCP )を利用し、コスト最適化、事業継続性向上を目的にマイグレーションを実施しました。GCP は各種連携を可能にする、デジタルトランスフォーメーション(DX)に欠かせないクラウドサービスです。今回はLift&ShiftとモダナイズをSTEP分けしており、Lift&Shiftではアーキテクチャに極力変更を加えずにプライベートクラウド上のサーバを GCP 上に置き換えて並行稼働させながら、マイグレーションを行いました。また、単純に全てをCloud Compute Engineに置き換えるのではなく、一部のアプリケーションにおいてはCloud SQL for PostgreSQLやCloud Storage、Cloud DNS等の GCP のマネージドサービスを活用しました。次回のモダナイズにおいてはクラウドネイティブアプリケーションをフルに活用し、アーキテクチャを最適化していこうと計画中です。
課責任者 引地 潤
京セラコミュニケーションシステム株式会社
サービスインテグレーション事業部
京都クラウドインテグレーション課
Google Cloud Platform ソリューション(マイグレーション)
取材時期:2021年2月
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